about ARAN SWEATER
ユーズドの白いアランセーター
その昔、『Monocle』のクリスマスパーティーに行ったときにこれを着て行ったら、「おばあちゃんがこれを編んでくれて、私もよく着ていたわ!」と言われたことがあった。彼女のルーツはアイルランドだったのだろうか。でも、きっとこれこそがアグリーセーターのルーツに違いない。
とあるウェブサイトによると、元々は、ガンジー同様にネイビーしかなかったという。祭礼の時のために特別に作られたのが白。その魅力的な柄と色のマッチングに30年代には島外に持ち出され販売され、パリに持ち込まれ、ファッション界を揺るがした。50年代頃にはアメリカに渡り、60年代には大ヒットして、今に至る。島で最初に着られていた物とは少し違うかもしれないけど、やっぱりいつ見ても、白は魅力的。クリスマスになると、なんか着たくなってしまうのだ。
ユーズドのJ.CREWのアランセーター ¥8,000+TAX(DAMAGE DONE)、〈NAUTICA〉ビッグシルエットのチノパンツ「TOO BIG CHINO PANTS」SIZE:XXL ¥11,800+TAX、シューレース ¥1,500+TAX(ともにフリークス ストア 渋谷)、〈TAKATO KNIT〉ニット立体2重マスク ¥1,200 in TAX(表参道•新潟館ネスパス)、中に着たTシャツ、シューズは私物
もちろん、他の色もいい雰囲気だし、同じようにゴツゴツした糸で編まれたローゲージのセーターは、やっぱり魅力的だ。
今回はあえて手軽に買いやすい古着で、しかもをオーバーサイズだけを集めてみた。気に入ったら、いつか手編みの本格的なアイルランドのを着てみてはどうだろう? 年が明けたら、本格的なアランセーターを取り上げてみたいと思う。クリスマス以外だって着たいし、まだまだ寒いから😨。