AKIO HASEGAWA. HOUYHNHNM

2026.2.13 Up
Focus on

気になる服とか人とか。

Vol.72
ダブルのスーツと
チェスターフィールド。
ちょっとピリッとしたくなって、
ダブルのスーツを着たい気分。
ネクタイしてもいいくらい。

カガミくんとの4回目のコラボレーションとなる今回も、スーツとコートを作った。80年代が好きな僕らにとって、テーマとなるのはどこかその時代を思わせるものが多い。だからダボダボのスーツを今まで二度も作って来ていて、いまさら変えるところもないくらい気に入っている。ただ、同じものを作ってばかりでも仕方ないのでダブルブレストを作ってもらった。イメージは古畑任三郎。今回は90年代になってしまうのだが、コートも着ると、だいぶ大人な感じで今の気分。子供すぎず、でも堅苦しくなく着たい。

先月、珍しく行ったパリのファッションウィークでも、ゆったりしたスーツはトレンドになっていた。そもそも何でもセットアップでオーバーサイズで着ている自分にとってはいつものスタイルなのだが、ダブルのスーツスタイルは今までになくて新鮮な気持ち。これがもっと世間に広まってもいいんじゃないかと思う。

今回、とくにこだわったのは生地の材質。シルエットはもちろん、オーバーサイズでゆったりと。生真面目なスーツではなくて、少しラフな雰囲気でいたいのだけど、生地は高品質なものにしたかった。だから素材はウール100%。備州で織られた日本製の生地を採用している。肩にはパッドを入れているのだが、あまりそれが強いと似合う人が限られてしまう。でも逆に肩パッドがある方が魅力的に見える人もいる。だから今回、スーツには取り外せる肩パッドを採用した(コートの肩パッドは取り外せません)。

〈SEPARATE BATH & TOILET +A.H〉尾州のウール生地100%のダブルブレステッドスーツ(共生地もタイとセット)¥66,000、尾州のウール生地のチェスターフィールドコート ¥66,000 その他私物

いまどき、化繊のスーツが多いなか、これは天然素材。この前のマイナス15°のNYで分かったのだが、寒さに耐えうるのは間違いなく天然素材。じんわり暖かいし、なぜだか気持ちも落ち着く。インナーに〈モンベル(mont-bell)〉のウールタイツでも履けば、だいぶ暖かいだろう。

ウエストにはアジャスター。ベルトレスでも履けるようにしている。でも、痩せすぎている人は締めきれないかもしれない。そんな人にはサスペンダーがおすすめ。ジャケットを脱いだ時にも、それがあると新しい雰囲気で着ることができる。

なかなかいいものに仕上がったのだが、値段が高いと買える人も少なくなってしまう。たくさんの人が着てくれたら嬉しいから、できれば安くなったらいいなと思っていたら、セパバスさんがかなり抑えた破格で発売することを決めてくれた。

SEPARATE BATH & TOILET +A.H

2月14日(土)の正午よりセパバスECサイトにて発売いたします。

コート ¥66,000
色はネイビーブルーのみ/ワンサイズ
裄丈89.3cm、身幅59.3cm、着丈120cm

スーツ ¥66,000
色はネイビーブルーのみ/ワンサイズ
ジャケット、パンツ、タイのセット
ジャケット:裄丈. 85cm、幅55.7cm、着丈80cm
パンツ:ウエスト97cm(サイドアジャスターによりサイズを調整できます)、股上35.2cm、股下74.7cm、裾幅 20.5cm
タイ:全長143cm 最大幅8cm

INFORMATION

SEPARATE BATH & TOILET info@sepabath.com

STAFF

Direction & Styling & Text _Akio Hasegawa
Photograph_Seishi Shirakawa
Hair & Make-up_Kenichi Yaguchi
Production_Ryo Komuta

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