about RYOKAN
2年くらい前に、京町家に泊まりたいと知人に伝えたら、紹介されたのがここだった。それ以来、京都にきたら、泊まらせていただくことが多い。元々雰囲気もある宿だったのだが、この数ヶ月でさらにリフォームしたという。一体どこが変わったのかわかりにくかったのだが、かつての古い姿に戻したとのことだった。
銅でできた雨樋や木製建具、虫籠窓と呼ばれる虫籠のような窓など、入口周辺だけでもかなりマイナーチェンジされていた。みんなが求める京都が、ここにあるのだ。
about 501
〈Levi's®〉といえば「501®」。ほかにもあるけど、なんかやっぱ、これなんだよなぁ。定番と呼ばれる服は、たくさんの人が触れ、時代を乗り越えて来たからこそ、不動の地位を獲得する。京都の歴史や文化から生まれる重厚さと同じように、この品番にも同じそれを感じてしまう。だから春を迎えて気分を一新したくなった今、また、なんかいいなと思ったのだ。色はこの薄いブルー。ワンウォッシュもいいのだけど、「501®」を履くなら、今の僕の気分はこの色なのだ。
about WASHABLE MERINO WOOL UNDER SHORTS
「一年の初めに新しい下着を卸す」という人に会ったことがある。なるほど、いつ、新品に替えていいのかわからなかったけど、年の初めが正解なのか。そう思って、今年の一月から新しく入れ替えた。まだ寒いから、しばらくはこれがいい。ウォッシャブルメリノだから、天然の抗菌、消臭効果があり、汗をかいても濡れた感覚が少なく、すぐに乾く。黒に近いダークネイビーで、余計なディテールはネームタグくらいのシンプルな一枚。チクチクもなくて、肌触りも良いのだ。真夏になったらコットンの下着に替える予定。それ以外の季節は一年中、これで快適に過ごせる。
about WASHABLE MERINO WOOL TURTLENECK T-SHIRT
パンツと同じ、ウォッシャブルメリノの生地でできているタートルネック。大抵はピタピタでスポーティーなディテールなのだが、これはビッグシルエットで、シンプルなカットソーとして仕上がっている。もう3、4年は愛用していて、真冬のインナーとして手放せない。意外と寒い、春の夜にも最適だ。
about WASHABLE MERINO WOOLSOCKS
汗で蒸れても冷えたり濡れたりしにくく、洗濯しても縮まず、5日以上履いても臭くならない、ウォッシャブルメリノウールのソックス。2年くらい前に最初に発売してから研究と改良を重ね、少しづつアップデートさせているモデル。僕は靴のライニングの色に合わせて、靴下を決める。余計な色の毛玉が付くのが嫌だから。そうなると、ライニングが黒っぽい色だと、ソックスも同系色になることが多い。そんな時でも足首に白が見えるようにしたくて、靴の中に入る部分だけを杢グレーにしている。研究と検証を重ね、部屋を歩き回って毛玉が出来ても嫌な感じがしない配色にした。僕が普段から愛用する、黒いスエードのワラビーに一番合うように設計している。〈NEW BALANCE〉には合わない。ヒールの切り替え位置を高くしているから、ハイカットにも対応できる。ローカットの上から少しはみ出るのも、悪くない。
about PERFUME
春だし、旅だし、香水を付けて気分を上げたい。しばらく香水は使っていなかった。せいぜい、〈Aesop〉のボディスプレーを振るくらい。最近はその後に、〈LE LABO〉の「ガイアック」を着けてから出かけるようになった。このブランドの中でも、最もさっぱりした香り。主張が少なく、爽やかで、清潔感のあるところが気に入っている。
旅館花屋
住所:京都府京都市仏光寺通西洞院西入木賊山町180-1
電話:075-351-0870
営業:年末年始以外営業
www.hana-ya.info