〈Norwegian Rain〉Fløyen Homme Knee Length ¥264,000(Norwegian Rain / T-Michael TOKYO store)
少し前にノルウェーに行った。
その時に、ベルゲンの街を案内してくれたのがT-マイケルさん。このレインウェアのブランド〈Norwegian Rain〉のデザイナーである。このレインコートは、ベルゲンの彼の店でそのときに購入したもの。テーラーのブランドも展開している彼の技術を活かしたパターンをベースに、着物を思わせる形やミリタリーを思わせるフードやウエストベルトなどのディテールにこだわって、街着のコートとしてもシックに見えるように作られている。
ヘリンボーン織の防水の生地は日本製のリサイクルポリエステル。透湿を司るメンブレンもリサイクル素材。しかも、アウトドアブランドを凌駕する、嵐にも耐えうるクオリティに仕上がっている。外国人がディレクションする日本の生地だけあってか、どこか着物を思わせるような柄や色が多い。僕が購入したのはヘリンボーン織りの柄になっているもの。色はもちろん、ネイビーだ。
そもそも、どうしてレインウェアのブランドをやっているのかという意味があまりよくわかっていなかったのだが、帰国後にわかったのはベルゲンはとにかく雨が多いということ。でもなぜわからなかったのかと言うと、僕らが滞在している間はずっと晴天だったからだ。雨が降った日なんて1日もなかったのだ。そんなことは本当に珍しいそう。あの日、T-マイケルさんがなんであんなに何時間も歩いて街を案内してくれたのか。それは親切もあるだろうが、珍しく晴れていたのも大きいのかもしれない。
雨の多い環境で作られたレインウェア〈Norwegian Rain〉は、ただのコートではなく、機能性のあるレインコートである。でもただの機能的なレインコートではなく、ファッション性の高いコートでもある。世の中、レインウェアと言ったら、ブランドロゴが入ったスポーツウェアばかり。そんななか、生地や素材、形にしっかりこだわっている〈Norwegian Rain〉は大人に向けたシックなデザインのレインコートなのだ。
合わせているのは〈CAHLUMN〉のウォッシャブルメリノウールスウェット。ジップアップスウェットフーディ、スタンドカラーのスウェットシャツ、スウェットパンツ。これがとにかく楽すぎて、最近はこればかり。NYにもこれで行って、一週間過ごした。機内でも快適だし、街中でも程よい暖かさをキープする。昼夜で寒暖差のある今の時期に、ウォッシャブルメリノウールはしっかり機能してくれる。汗をかきすぎないスポーツをするときにもちょうど良くて、僕はピラティスにこれで通っている。
〈CAHLUMN〉Washable Merino wool Zip Hoodie ¥69,300、Washable Merino wool Half-zip Sweatshirt ¥55,000、 Washable Merino wool Sweat Pant ¥55,000(CAHLUMN STORE)
スニーカーも合うけど、革靴も合う。これは以前にも紹介した〈GIORGIO ARMANI〉のもの。日比谷から皇居あたりを歩くのなら、たまにピリッとした足元を楽しみたい。ソックスはもちろん白。このコントラストが、足元をクリーンに見せてくれる。
〈GIORGIO ARMANI〉Derby Shoes ¥201,300(GIORGIO ARMANI JAPAN)