about VARSITY JACKET
〈GAME SPORTSWEAR〉VARSITY JACKET ¥80,300（BLUE BLUE KANDA）,〈BODHI〉BIG HEAVYWEIGHT CASHMERE HOODIE ¥143,000（alpha PR）
NYにある〈GAME〉というメーカーのバーシティジャケット。昨年に引き続き、今年もまたオーダーしたなかの一つで、ドジャースカラーを少し意識して作ったもの。今回はこれ以外にも、オールレザーバージョンや、ブラウン系、バーガンディ系なんていう渋いカラーも。どれもめちゃくちゃいい雰囲気に仕上がっている。特にバーガンディーはなかなかないい色で、個人的には一番気に入っている。
バーシティジャケットは、本場、アメリカの会社が作る、アメリカ製がいい。それはきっと、お寿司を日本人が日本で作る方が美味しいのと同じ。インドカレーだって、インド人がインドで作った方がうまい。いや、そうとも言い切れないか。いろいろなケースがあると思うけど、少なくともこのバーシティジャケットは明らかに作りと雰囲気が違うから、「駿河台矢口」のそばにある「BLUE BLUE 神田」に行って、手に取ってみてほしい。ガッチリした革は、上質で、高級感が半端なく、貫禄がある。メルトンの厚さと色もいい。こんなに質が高かったら、普通ならもっと値段が高くなってしまうだろう。でも〈GAME〉は自社工場で作られている。だからこそ、この価格。円高だったら、もっと買いやすいのだろうけど、まぁそれは仕方がない。
about CAP
〈TANGERINE〉MIKAN CAP ¥6,600（TANGERINE）
愛媛のみかん農家〈TANGERINE〉のウェブサイトで買ったキャップ。“MIKAN”って書いてあって、なんかいい。先月、〈PAJA STUDIO〉の太地くんの展示に行った時に、愛媛で４代続くみかん農家を引き継いだ若松優一朗くんが、会場でみかんジュースを販売していて、ビールで割ったドリンクを出してくれたのだ。これは美味い！ と言うわけで、そこのみかんをウェブサイトで買ってみた。そのついでに買ったのがこのキャップ。見つけた瞬間、買わないわけにはいかなかった。
キャップはこの箱で、さらに、みかんを入れるオレンジのネットに入れられて、ステッカーとともに送られてきた。この箱は〈PAJA STUDIO〉が作ったもの。どうりでいい感じなわけだ。
about SNEAKER
〈AIR JORDAN〉SNEAKERS「AIR JODAN 11 RETRO LOW IE」AKIO'S OWN
久しぶりに〈ナイキ〉を買った。ここ何年もオーセンティックなスニーカーが好きでいろいろ履いているのだけど、最近は少しデザインの強い物も履きたくなった。実はここ1年くらいずっと、11ローを狙っていた。実際履いてみると、ローっていうかミッドって感じで、なんかこういうのが、急に履きたくなってしまったのだ。世の中に星の数ほどスニーカーがあるなかで、今、自分ほどこのモデルに注目している人はいないだろう。でも、間違いなくティンカー・ハットフィールドのデザインはカッコいいのだ。本当は夏に、ショーツっていうか、チカーノくらいの長めのショーツで、当時のジョーダンのようにショートソックスを合わせたかったけど、これに出会った時にはもう、秋だった。でもせっかくのティンカーのデザインだから、パンツの裾で隠すよりも、全体像をきちんと見せて履きたい。そう思うと、裾リブのパンツは完璧だった。このパンツは、〈TIPIKE〉と、「MIN-NANO」のゴローさんと作ったやつ。ゴローさんは自分が穿くパンツ全てにリブを入れて穿いているのだそうだ。これなら僕の11ローにもピッタリだ。これは近々、発売する予定。
about HAIRSTYLE
〈BODHI〉BIG HEAVYWEIGHT CASHMERE HOODIE ¥143,000（alpha PR）
「駿河台矢口」は、気楽で落ち着く美容院。男でも入りやすいし、居心地もいい。普通の美容院は、女性客の比率が高いからか、自分は少し苦手に思っている。とは言ってもここが、まるで男子校のような状態ってわけではない。女性客もいるし、清潔感に溢れている。気恥ずかしいというか、なんとも言えない気持ちにならないで済むからいいのだ。なんでここがいいのか。単純に矢口くんはカットがうまいからだ。無駄に、似合わないパーマやカラーをさせてられて、全然、気分じゃないヘアスタイルにされることはない。普通の、なんてことないヘアスタイルで、いつもの自分の服に合う、いい感じのヘアを作ってくれる。たまに、「え？」って時もないこともないけど、まぁそれは何万年かに一回の話。
about CALENDAR
〈AKIO HASEGAWA + YU MIYAMA〉 2023 CALENDAR オープン価格
今年のカレンダーは、和紙でできている。それまでのキュリアスマターというイングランド製の紙は今でもすごく好きなんだけど、カレンダーとして掲示する場合、湿度によっては中途半端なシワが入ってしまうから、変更しようと思ったのだ。だから今回は、和紙。初めからクシャクシャにして販売しようと思っている。文字はいつも通り、美山有さんの書き下ろし。365個、違う数字で描かれている。一つ一つをじっくり見て、堪能して欲しい。販売店は今のところ、浅草の「新吉原」、神保町の「BLUE BLUE神田」、富ヶ谷の「stacks bookstore」、そして「駿河台矢口」。「駿河台矢口」では既に完売してしまったけど、特別に、少しだけ追加納品した。
シワシワにして味出ししてみると、インクが少し滲んで色移りする。これは、シルク印刷で、職人が一つ一つ作っているから。これもまた、味なのだ。
駿河台 矢口
住所：東京都千代田区神田駿河台3-5
電話：03-5577-3271
時間：アポイント制（surugadai.yaguchi@gmail.com）
Instagram：＠surugadaiyaguchi
https://surugadaiyaguchi.com
