AKIO HASEGAWA. HOUYHNHNM

2021.9.2 Up
Style of Authentic

普通の服、
普通のスタイル。

Case 57
アメリカのTシャツ。
〈ロサンゼルスアパレル〉でTシャツを作ってもらった。〈SSZ〉の加藤さんと一緒に。もちろん、ヘビーオンスで分厚いやつ。夏には間に合わなかったけど、まだ暑いし、また来年も着られるからね。

about LOS ANGELES APPAREL+SSZ+A.H

8.5ozのヘビーウェイトTシャツ¥7,150。他に、ブラック、ヘザ―グレーの3色。

ヘビーオンスのTシャツが好きだ。そう簡単にはビショビショにはならない分厚さは、蒸し暑い日本にはぴったりだから。最初にその良さを知ったのはたしか、2014年くらいに『ポパイ』でサマーボーイの特集を作ったときだった。と思う。数あるTシャツのなかでも何が一番最高なのかを、自分なりに整理したくて、東京中の肉厚ボディTシャツを全て買って、着比べたのだ。

その結果、当時は〈キャンバー〉が一番と思ってページにした。色は当然、白である。その分厚さにやられ、それ以来は他が着られなくなったほど。ただ、〈キャンバー〉はこだわりのある物づくりをしているから、生産に限りがあり、そこまで数多く出回っていない。手に入りにくい時代もあって、他のを着ていた時期もある。けど、やはりまたそれに戻ってきてしまうほど、魅力的だったのだ。

それからだいぶ経った2020年の夏、僕は〈ロスアパ〉の8.5ozに出会ったのだった。ゴワっとした風合いと、ガッチリした作りのバインダーネックに一目惚れ。ヘビーオンスの二大巨塔が僕の中で誕生したのだった。その後、今年に入って、〈ノーティカ〉で 12ozの超ヘビーウェイトが発売されて三大になるのだけど、今日はロスアパの話。

僕が独断と偏見で勝手に決めた、世界三大ヘビーオンスTシャツの一つ、〈LOS ANGELES APPAREL〉の8.5ozのTシャツ。

たまたま着ていたところに加藤さんに遭遇し、すごくいいねという話になって、別注が実現した。ただ日本において、正規ではXLしか輸入されていない。そこで、今回は2XLだけを作っていただいて、左裾に〈SSZ〉お馴染みの、元祖ノート型ピスネームタグとともに、AHロゴの刺繍を付けてもらった。もともとタイトめな作りだから、そこまで大きすぎることはない。気になる人は、乾燥機に入れればさらに縮んでくれるから、ちょうどいいはず。

オープンエンド糸をガーメントダイで染めたこの生地は、ゴワッとしていて、これぞアメリカって感じがして、すごくいいのだ。8.5ozのヘビーウェイトTシャツ¥7,150。サイズは2XLのみ。

そして何よりも嬉しいのは、今回特別に、僕の顔をタグにプリントとしてくれたこと。

もちろん加藤先輩も。

こちらは杢グレー。また少し違う生地で、コットン50%ポリ50%の混紡でできていて、少しだけ軽い8oz。ヘビーウェイトTシャツ¥7,150。サイズは2XLのみ。

実は、白と黒はガーメントダイ加工をしているシリーズのもの。だからこの黒は、着込むほどに味が出て、独特な風合いになっていく。夏の焼けた肌にピッタリなのだ。8.5ozのヘビーウェイトTシャツ¥7,150。サイズは2XLのみ。

※販売方法の詳細
「BEAMS」のオフシャルサイトのNEWSページにて、2021年9月3日(金)にアップされます。

▼発売日
2021年9月11日(土)

▼販売方法
入場券の抽選

▼抽選受付期間
9月3日(金)11:00 ~9月5日(日) 23:59まで

▼展開店舗
「ビームス 原宿」「ビームス ジャパン 新宿」「ビームス ストリート 梅田」

▼ニュースページ(9月3日(金)に公開)
www.beams.co.jp/news/2632/

INFORMATION

BEAMS www.beams.co.jp

STAFF

Direction&Styling&Text_Akio Hasegawa
Photo_Seishi Shirakawa
Hair_Kenichi Yaguchi
Composition_Shigeru Nakagawa
Edit_Ryo Komuta、Shun Koda

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