about COAT
A.H×ナナミカのゴアテックスステンカラーコート
表地がコットンのよくあるステンカラーコート。でも内側にはゴアテックスを搭載。どこにでもあるようでいて、実は〈ナナミカ〉にしか作ることができない透湿防水コートなのだ。満員電車のなかで着ていても、汗ばむことなく快適に過ごせる最高のアウターだ。
ブランドがはじまった10年前から存在しているのだけど、年々サイズが大きくなっていく僕の服に比べると、残念なことにそれは少し小さかった。だからお願いして、大きなサイジングに作り直してもらったのがこのコート。大きいと言っても、細身だった今までの形からスタンダード(より少し大きいサイズ)になっただけ。着てみるとさほど大きくはない。「なんか大きいな」ってことだったらレギュラーサイズを選んでもいいかもしれない。このなんでもないルックスは、きっと誰でも似合うはず。そして京都のシックな街並みにも、自然と馴染んでくれるのだ。
〈A.H×ナナミカ〉ゴアテックスのステンカラーコート ¥79,000+TAX(ナナミカ 東京)
〈A.H×ナナミカ〉ゴアテックスのステンカラーコート ¥79,000+TAX(ナナミカ 東京)、〈ストーンマスター×A.H〉クライミングパンツ ※共地の袋付き ¥23,000+TAX (バーリオ)、〈シワ〉naoronのペーパーバッグ「クラッチバッグM」 ¥3,000+TAX (SIWA Collection 東急プラザ銀座店)、中に着たタートルネックTシャツ、スニーカーは私物
about SWEAT SHIRT
モクティのビッグスエットシャツ
なんでもない杢の生地なんだけど、よく見ると蛍光カラーの糸が混ざっている〈モクティ〉のスエット。これは以前にも紹介した、特別に作ってもらったビッグサイズのスエットシャツ。身長180cmの人が着るとこんな感じになる。
実はこの現物を見てもらって、「AH.Hファンクラブ」の会員だけが購入できる受注会を行う予定だったけど、コロナウイルスの影響で開催できそうにない。コロナが落ち着く頃には暖かくなってしまうし。いったいどうしたらいいのだろう。そんな悩みをずっと抱えている。
〈モクティ〉蛍光グリーンの糸を交ぜたビッグスエットシャツ ¥20,000+TAX(新内外綿株式会社)
about CLIMBING PANTS
ストーンマスター×A.Hのクライミングパンツ
90年代以降、現在も爆発的にヒットしているクライミングパンツがある。そのオリジナルを作ったのが〈ストーンマスター〉のディレクターであるマイク・グラハムさん。彼は70年代のクライマーたちを写した写真集『THE STONE MASTERS/CALIFORNIA ROCK CLIMBERS IN THE SEVENTIES』にも登場している、クライミングカルチャーのはじまりを作った人でもある。
このビッグシルエットのパンツは90年代に彼が作って履いていた形を再現して作ってもらったもの。30年以上前にマイクさんがよく履いていたカンフー着のボトムスがベースとなっている。180度開脚しやすく、頑丈なその設計が、クライミングに適していたのだ。ピグメントダイ加工を施した少し張りのある生地が、シルエットをしっかり作ってくれる。薄くて軽くて速乾性もあるから、春から秋まで使えるし、旅にもぴったり。
〈ストーンマスター×A.H〉クライミングパンツ ※共地の袋付き ¥23,000+TAX (バーリオ)
about PAPER BAG
シワのnaoronのペーパーバッグ
できればカバンを持ちたくない。さほど荷物がないからだ。でも最近はうがい薬だったり、手を消毒するものだったり、いろいろと持ち歩かなければいけないから小さいバッグが必要だ。これは和紙を改良してつくったnaoronという生地のバッグ。汚れたら水で洗って綺麗にできる。紙でできているけど、破れる心配はないそうだ。パッと見た感じはただの紙袋。だからどんな服装にでも合う。朝、出かける前に自分の今日の服装と合うか合わないかを鏡の前で考えて、合わないから荷物を全部移し替えて、なんてことはしたくない。だからどんな服にも合う、どうでもいい雰囲気こそ、最高のバッグなのである。
〈シワ〉naoronのペーパーバッグ「クラッチバッグM」 ¥3,000+TAX(SIWA Collection 東急プラザ銀座店)