普通の服、
普通のスタイル。

ここは、最近、僕が一番気に入っているレストラン、「ステーキ てっぺい」。焼肉店は1人で行く感じでもないし、ランチセットの焼肉は何か物足りない感じもある。となると、ステーキ店に行きたいのだけど、やけに高級な店か、チープな店かどっちかしかなくて、中間はない。（知らないだけであるかもだけど）。特に、原宿では、なかなか見つからない。カフェで肉を食べられる店もあるけど、専門店には敵わないだろう。そう思っていたら、かつて渋谷にあった、伝説のステーキレストラン「ステーキ てっぺい」を原宿で見つけたのだ。

「癖になる味」という言葉は、この店のためにある。一度食べたら、マジで病みつき。必ず翌日の同じ時間に、あの味を思い出して苦しくなるのだ。気づいたら、また「ステーキ てっぺい」に向かっている自分がいるほど、美味い肉なのだ。幡ヶ谷で70年代後半に誕生した、伝統の味の魅力は、間違いなくニンニク。ケチらずに多めに使い、肉に絡ませながら、焼いていく。そうしていくことで、ニンニクの味が肉としっかり絡み合い、「ステーキ てっぺい」の味になるのだ。

あえて薄めにカットした肉。120gしかないのだけど、味がしっかりしているから、満足度が高く、しっかりお腹いっぱいになる。ディナーでは、「ステーキ てっぺい」の伝統である、角切りスタイルで提供される。

夏になると着たくなる、レッドキャップの半袖ワークシャツ。オーバーサイズを、ジッパーも開けて着た時に、「だらしない従業員」あるいは「制服を自分なりに楽しんでいる自由」を感じることができるから、気に入っている。タンクトップの上に着てもいい感じだし、ロンTの上に重ねてもいい感じ。適当にすればするほど、ワークウェアらしさを楽しめる。（モデルは身長180cm、シャツは2XLを着用）ちなみに中に着ているのは、〈カウラム〉のモックネックのロンT。2014年頃、NYのとあるイタリア料理店でワイワイガヤガヤ食事をしていた時に、横に座っていた見知らぬ集団の一人が、胸元にピスネームが付けられたTシャツを着ていた。あれはなんだったのか全くわからないのだが、このネームの位置は、それにインスパイアされたもの。

ポップアップが開催される場所は、以前に加藤さんがポップアップをやった場所。その時にリリースしたロング丈のショーツを、もう一回作った。僕はチカーノくらい長い丈が好きなのだが、あまり長いと一般受けしないとのことで少し短くなっている。そして、実はあの時、ウエスト周りの作りを失敗した。たしか、サンプルの段階でウエストと股上がデカくなりすぎていて、それを調整したら今度はウエストが細くなりすぎてしまった。とかそんなことがあったような。。。なので今回はそこもうまく加藤さんがアレンジ。いつものA.H ロゴは、今回、特別にJOTAさんのTAGに変更してみた。

これが発売されると知って、どうしても欲しくて買いに行った。と言いたいところだけど、その日は３ヶ月くらい前からキープされていた仕事の日。アシスタントに代わりに買いに行ってもらい、なんとか手に入れたキャップ。アレをイメージしたというロゴデザインが、とても気に入っている。もう売ってないのだけど。。。