AKIO HASEGAWA. HOUYHNHNM

2019.7.11 Up
Style of Authentic

普通の服、普通のスタイル。

Case 08
POLO SHIRT,SHORTS,SHOES
夏は白いTシャツ。でも、たまに着るならポロシャツもいい。中に白Tを着るのが好きだけど、もう暑いからね。一枚で着てもいいかもしれない。

about POLO SHIRT

クラシックなポロシャツが着たい。しかもデカいサイズで。〈ユニクロ〉と〈エンジニアドガーメンツ〉がコラボレーションして作った、4XLサイズのポロシャツに着慣れてからは、クラシックなのも欲しくなってきている。鹿の子編みのポロシャツは、真夏でもベタつきにくくて、きっとTシャツ以外に、唯一真夏でも着られる服。この生地と形は、大昔に〈ラコステ〉がテニスウェアとして開発したもの。つまり真のオリジナルであり、最も「普通」なポロシャツ。デカいサイズはないものかと探っていると「L.12.12」というクラシックフィットのモデルで、サイズ8、つまり3XLをオンラインで発見(残念ながらいまは売り切れ中みたいだけど)。通常、お店には置いていないサイズらしい。名著『オフィシャルプレッピーハンドブック』でも、完全にポロシャツ=ラコステという扱いになっているほど、世界が認めた「普通」が、このワニのマークなのである。

ラコステ〉コットンの鹿の子ポロシャツ「L.12.12」 SIZE:8 ¥13,000+TAX(ラコステお客様センター)、Tシャツは私物

about SHORTS

〈ラコステ〉の定番ポロシャツである「L.12.12」というモデルには、胸にワニのマークが付いている。これは大抵の場合、いや、ほぼ100%緑色をしている。だから、何を合わせようかとあれこれ考えるのだけど、結局、オリーブグリーンの6ポケットパンツを合わせることが多い。合わせすぎて気持ち悪いんじゃないか? と、いつも迷うのだけど、襟も付いているし、普段着るなら軍パンくらいが、ちょうどいい。

プロパー〉リップストップの6ポケットショーツ SIZE:XL ¥7,000+TAX(プロップス ストア)

about SHOES

軍パンの深緑に、この海老茶色の鈍い赤は、いい感じにマッチする。〈ティンバーランド〉の名作であるクラシックなデッキモカシンには、他の色もあるのだけど、僕はどうにもこの色が好きだ。〈オールデン〉や〈レッドウイング〉なんかにも、どういうわけかこの赤いブラウンがあって、いつも、ついついこの色を選んでしまう。これはウェブでカスタムオーダーしたもの。パーツごとに色を選べるのだけど、あえてインラインに限りなく近い配色で作ってみた。シューズデザイナーの作る配色には敵わないから。きっと、今までで唯一成功したカスタムといえる。ベロとサイドには、イニシャルを刺繍。もう何年も履いてるけど、全然飽きなくて、気に入っている。

ティンバーランド〉レザーモカシンシューズ「カスタム 3アイ クラシック ラグ」¥22,000+TAX(VF ジャパン)、靴下は私物

ラコステ〉コットンの鹿の子ポロシャツ「L.12.12」 SIZE:8 ¥13,000+TAX(ラコステお客様センター)、
ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉腰に巻いた畦編みのCOOLMAX®混コットンクルーネックセーター SIZE:L ¥22,000+TAX(ナナミカ代官山)、
プロパー〉リップストップの6ポケットショーツ SIZE:XL ¥7,000+TAX(プロップス ストア)、
ティンバーランド〉レザーモカシンシューズ「カスタム 3アイ クラシック ラグ」¥22,000+TAX(VF ジャパン)、Tシャツ、靴下は私物

INFORMATION

ラコステお客様センター 0120-37-0202
プロップス ストア 03-3796-0960
ナナミカ代官山 03-5728-6550
VF ジャパン 0120-953-844

STAFF

Direction&Styling&Text_Akio Hasegawa
Photo_Seishi Shirakawa
Hair_Kenichi Yaguchi
Edit_Ryo Komuta

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