about UNIQLO and Engineered Garments
ニューヨークを拠点とするファッションブランド〈エンジニアド ガーメンツ〉が、2019年5月、〈ユニクロ〉と初コラボレーション。ポロシャツを4型発表する。デザイナーである鈴木大器さんはいつも、クラシックなアメリカンウェアを、独自の解釈でシティウェアとして楽しませてくれる唯一無二の存在。〈ユニクロ〉とのコラボレーションでは、今までの〈エンジニアド ガーメンツ〉らしさを、LifeWearとして提案してくれている。
白いTシャツばっかり着て過ごした去年の夏。8月の終わりには、着るものに飽きて困っていた。今年は何かないかなって思っていたら、〈ユニクロ〉と〈エンジニアド ガーメンツ〉のポロシャツコレクションが発表された。遊びがあるデザインなんだけど、パッと見た印象は派手すぎず、着やすそうな「普通」な仕上がりだ。〈エンジニアド ガーメンツ〉らしい、異なる柄を組み合わせたクレイジーパターンや、ビッグシルエットのラガータイプとか、いろんな種類のポロシャツたち。夏の最後まで、「普通」に飽きずに過ごせそう。
Dry pique striped polo shirt
前身頃を3分割して、違う太さのボーダーの生地で構成したポロシャツ。〈エンジニアド ガーメンツ〉のコレクションの代表的なデザインである、左右違うパターンで組み合わせられたクレイジーパターンの靴を思い出させる。すごくファッションっぽいデザインだけど、ベーシックな色と柄だから、さほどファッションに興味のない人でも、きっと受け入れやすい普通っぽさを持っている一枚。
Dry pique colorblocked polo shirt
背中と左袖、前身頃と右袖で色を切り替えている。こうしたパネルごとに色を変えたパッチワーク的なデザインは、一つ前のポロシャツと同様に、〈エンジニアド ガーメンツ〉らしさがありつつも、「ネペンテス」が作る服に90年代からたびたび見られるデザイン。「ネペンテス」にとってのスタンダードが垣間見られる。
Oversized polo shirt
胸付近に裏から別布をあてて、ステッチで固定することで耐久性がアップ。ボタン部分に地厚な生地を使用した、ラガーシャツのようなディテールのポロシャツ。ゆったりしたシルエットで着られるサイズ感になっている。
Pique printed polo shirt
3分割になった前身頃に、トロピカル柄、ポルカドット、アニマルの3つの図柄プリントの生地で構成。僕の記憶では、ドットもトロピカルも〈エンジニアド ガーメンツ〉のコレクションにはたびたび登場してきている柄。アニマル柄だけは、あったかどうかそもそも柄物をあまり着ない自分には、正直思い出せない。でも、今回のボディと同色に仕上げたコレクションは、柄物が苦手な僕でも抵抗なく着られる。柄物は色数が多くなるから、コーディネートも複雑になって、結局似合わないってことが起こりうる。けどこれは単色だから、そうなる心配は少ない。でも、ふと思うんだ。オフの日には、アロハみたいな柄を、たまには着てみたいよなぁって。そんな夏の気分に、一役買ってくれそうだ。
5月27日(月)発売開始
※商品は店舗によって在庫状況が異なります。