about AH×SSZ
スタイリストの長谷川昭雄と、ビームスの加藤忠幸が手がける〈SSZ〉がコラボレーション。今年の春に続いて、新しいコレクションがリリースされる。今回はTシャツ、シャツ、パンツ、アウターをリリース。
about JACKET
NYPDの制服をモチーフにしたブルゾンを作ってもらった。冬はコートも着たいのだけど、かさばるし、めんどくさいなって思うときに着ているお気に入りのブルゾン。MA-1のように注目を集めたことがないアイテムだから、流行りに関係なく4、5年は着られている。似合うブルゾンが少ない僕。それはきっと肩幅のせいだと思っている。そんな自分ですら、サラッと着られるこのブルゾン。ライナーが付くことでボリューム感と、いいフォルムが生まれて、肩幅をごまかしてくれるのかもしれない。もしかしたら、どんな人でも大抵似合う「みんなの普通」があるんじゃないだろうか。コートよりも動きやすいから、スケートしたり、アクティブな要素が生活の中にある人には、真冬でも着られてきっと便利。
about FLEECE
フリースのライニングでもあるこのジャケットは、合体させて着ることもできるけど、こうして単体で着ることもできる。〈SSZ〉チームがあれやこれやを頑張ってくれたから、元ネタよりもかなり良く仕上がっていて、一枚で着てもカッコいい。内側には、左右にそれぞれ違う大きさのポケットが付く。アームには小物が入るジッパー付きポケットも付いていて、なんでもないけど使いやすい、〈SSZ〉らしい服に仕上がった気がする。
about COLOR
オリジナルのNYPDのジャケットとの出会いは、4、5年前の夏のある日のNY。いつも曲がっている角にミリタリーショップみたいなのがあって、さほど忙しくないある日、車を停めてもらってその店へ入ってみると、そこはオーダーして制服を作る店だった。「これは売ってるの?」と聞くと「ロゴが入っていないものだったら、普通に買うことはできるよ」とのこと。XLサイズの、見たことがないデザインのブルゾンを着てみると、着丈、身幅、ネイビーの濃さ、フォルム、全部良くて即購入。ありそうでない雰囲気がすごく好きで、それ以来、冬になるとたまに着ている。ディテールに野暮ったさがあるのだけど、それがきっとトレンドに関係なく長く着られている秘訣かもしれない。サイズ感を少しだけ大きく作ってもらって、味は残してもらった。今回はS・M・L・XLのサイズ展開で、ネイビーと今、自分が一番気になる色であるオリーブドラブの2色で展開。このオリーブはオリジナルにはない色。結構気に入っている。
〈AH×SSZ〉は9月21日(土)発売予定
※商品は店舗によって在庫状況が異なります。