about MACKINTOSH
英国を代表する老舗ブランド、〈マッキントッシュ〉。ロンドンは雨が多いため、1823年にチャールズ・マッキントッシュが発明したゴム引きコートはブランドの代表作として知られ、現在でも数多くの名品を生み出し続けている。
about HILLTOP HOTEL
御茶ノ水駅を出たら左に曲がって、二つ目の信号を右に曲がって坂を登ると、その頂に「山の上ホテル」がある。東京に残された数少ないクラシックな佇まいはいつ行っても刺激的だ。
最高の天丼を食べてみたい。そう思って、「山の上ホテル」内にある、「てんぷらと和食 山の上」を目指した。いつの時代も名店とされる、老舗の天ぷらの味を知らないことには、本当の天丼を知ることはできない。それは一体、どんな味なんだろう。まずはランチで伺ってみよう。ここに来たら、当然、天ぷらのコースもいいのだけど、今回は天丼。少しだけ手頃な割に、天ぷらと同じく、旬の野菜と魚で作ってくれる。いずれも、最初にエビの頭の素揚げが出てくる。塩をつけてもいいみたいだけど、そのまま食べても美味しかった。天丼には、活海老2尾、魚介2品、野菜5品の天ぷらが丼に盛られて登場。味付けは、甘辛い濃いめとさっぱりした薄味と選べて、この日は薄味。食材も揚げ方も、一つ一つ丁寧に扱われている天ぷらだからこそ、その辺で食べる天丼とは大きく違う、上品な味だった。実はこの日の少し前に、濃いめの味も食べてみたのだけど、これがなかなかクラシックな東京を思い起こさせる深い味で、全く違う印象。どっちも甲乙付け難い美味しさなのだ。
about HUMBIE
「山の上ホテル」に行く時に、何を着て行ったらいいのだろう。あまり仰々しい服も違うし、だからと言って反発するような服装をわざわざするのもなんか違うから、リラックスできるような、少しいい素材の服を着るのがいいんじゃないかと思った。コートは〈マッキントッシュ〉。イギリスブランドらしいチェック柄が、ここのホテルのクラシックさに合う気がした。お尻が隠れるくらいのレングスは、脱いだ時にも嵩張らないし、身軽でいい。元々このハンビーはウィメンズで爆発的な人気を得たコート。今シーズンはメンズとしてお目見えした。
山の上ホテル
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
電話:03-3293-2311
www.yamanoue-hotel.co.jp
てんぷらと和食 山の上
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 山の上ホテル内
電話:03-3293-2831(予約受付時間11:30〜20:00)
時間:11:30〜15:00(14:30 L.O.)、17:00〜21:00(20:00 L.O.)
www.yamanoue-hotel.co.jp/restaurant/tenpura/