AKIO HASEGAWA. HOUYHNHNM

2019.4.11 Up
Style of Authentic

普通の服、普通のスタイル。

Case 03
BLAZER,STYLING,SHIRT
大きい服ばかり着ていると、なんだか締まりがなくなってくる。少しピリッとさせるために、たまにはキチッとした服を、混ぜてみたくなる。特に銀座とか、ちょっといいとこに行くときはね。

about BLAZER,STYLING

男がきちんとするときに、ジャケットは必須。世界中どこの国でも、いざというときにはこれがあった方がいい。買うなら、金ボタンのネイビーブレザー。少し肩が落ちるビッグシルエットのは〈ビューティー&ユース〉のもの。アンコン仕立てで、ウエストの絞りもないから、いつものデカい服の上に着るだけでいい感じに仕上がる。

ブレザーは、スーツみたいにルールを気にしなくていい。なんの上でも着てしまおう。N.Yの〈ローイング ブレイザー〉のジャック・カールソンさんは「ブレザーはさ、AKIOがいま着ているスエットと同じようなものだよ。ボロボロになるくらい雑に扱っていいし、何に合わせたっていいんだ。」と言っていた。喧嘩して袖が取れたり、穴が開いたり、埃まみれになっているものこそ、勲章だ! くらいのことも言っていた。だから気にせず、僕も雑に着てみたいと思った。特にこれはビッグシルエットだから、カーディガンとコーチジャケットの間くらいの気分で着られる。インナーは、フーディーでも、Tシャツでも、シャツでもいい。足元は、スニーカーでも革靴でも。

ビューティ&ユース〉ビッグシルエットのブレザー ¥26,000+TAX(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)、〈ディセンダント〉オックスフォードのボタンダウンシャツ ¥19,000+TAX(ディセンダント)、〈ユニクロ ユー〉4XLサイズのクルーネックTシャツ ¥1,000+TAX(ユニクロ)、〈ライオン堂〉6Lサイズのイージーパンツ ¥7,000+TAX(ライオン堂)、スニーカーは私物

about SHIRT

あるとき、テツさんから頂いた〈ディセンダント〉のビッグシャツ。サイズはXLなんだけど、90年代の〈GAP〉を思い出させるような着丈が短い設計だった。着るときは、ボタンは上までキッチリ留める。こうすることで、襟周りがすっきりしてボックスっぽさが際立って、Tシャツっぽく着ることができる。胸の大きなポケットとクジラの刺繍も、フォルムと合っていて、なんか気に入っている。

ディセンダント〉 オックスフォードのボタンダウンシャツ ¥19,000+TAX(ディセンダント)、〈ユニクロ ユー〉4XLサイズのクルーネックTシャツ ¥1,000+TAX(ユニクロ)、〈ライオン堂〉6Lサイズのイージーパンツ ¥7,000+TAX(ライオン堂)、スニーカーは私物

INFORMATION

ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ
store.united-arrows.co.jp/shop/by
ディセンダント 03-5784-0314
ユニクロ 0120-170-296
ライオン堂 03-3631-0650

STAFF

Direction&Styling&Text_Akio Hasegawa
Photo_Seishi Shirakawa
Hair_Kenichi Yaguchi
Edit_Ryo Komuta

CONTENTS

TAG SEARCH

ARCHIVES